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家族葬にかかる時間はどれくらい?全体の日数と当日の流れを解説
/(株)くらしの友 儀典本部
2004年くらしの友入社、厚⽣労働省認定の技能審査制度「葬祭ディレクター」1級取得。
故人様とご遺族に寄り添い、大規模な社葬から家族葬まで、これまで1,000件以上の葬儀に携わる。
大切な方を亡くし、初めて家族葬を手配するとき、「全体で何日かかるのか」「当日はどのくらい時間がかかるのか」と見通しが立たず戸惑う方は少なくありません。本記事では、家族葬にかかる時間を全体の日数と各工程ごとの目安に分けて解説します。なお、参列者が少ない家族葬では、日程や費用の負担を軽減するために「一日葬」や「直葬(火葬式)」を選ぶケースもあります。一日葬や直葬を選択する場合の時間の目安と注意点もあわせて解説します。
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この記事で分かること
- 家族葬は儀式そのものは2日間が目安で、ご逝去から火葬までは4日〜1週間程度かかる場合があること
- ご搬送・打ち合わせ・通夜・告別式・火葬など、工程ごとの所要時間の目安
- 一日葬・直葬で時間を短縮できること、その際は菩提寺への相談・了承が必要な場合があること
目次
1 家族葬にかかる時間の全体像と日数の目安
通夜と告別式・火葬を行う一般的な家族葬では、儀式そのものはおおむね2日間が目安です。ただし、これは「通夜と告別式・火葬にかかる日数」の目安であり、ご逝去から火葬までの総日数とは分けて考える必要があります。
実際には、ご逝去後にご搬送・ご安置を行い、菩提寺がある場合は僧侶との日程調整を行った上で、式場・火葬場の予約を行い、葬儀社との打ち合わせを経て、通夜・告別式へ進みます。そのため、ご逝去から火葬までの全体では、4日〜1週間程度を見込むケースもあります。
日数が延びる大きな理由の一つが、火葬場の空き状況です。特に都市部では火葬場の予約が混み合いやすく、東京都の調査では火葬場の稼働率が高くなる冬場においては「申し込みから火葬まで平均8日程度かかる」ことが明らかになっています。つまり、「家族葬は2日間」という表現はあくまで儀式のみの日数を意味します。
家族葬の全体の流れは「ご逝去→ご搬送→ご安置→打ち合わせ→通夜→告別式・火葬」の順で進み、各工程にはそれぞれ所要時間の目安があります。次章から、各工程の所要時間の目安を順に見ていきます。
参考:東京都保健医療局|第1回火葬場に係る検討会 資料2「東京の火葬の現状と将来需給」
関連ページ:葬儀の流れ|くらしの友
2 ご逝去から火葬までの流れと各工程にかかる時間
ここからは、ご逝去から火葬までの家族葬の各工程を順に、それぞれの所要時間の目安とあわせて見ていきます。
2-1 ご搬送・ご安置
ご逝去後は、寝台車でご遺体を病院や自宅から安置場所へ搬送し、通夜まで安置します。ご搬送は、深夜・早朝であっても24時間対応の葬儀社に依頼できます。病院や自宅から安置場所までのご搬送にかかる時間は、距離にもよりますが、おおむね1~2時間程度が目安です。
安置場所には自宅のほか、葬儀社の安置施設を利用する方法があり、ご逝去当日から火葬までの間続きます。式場・火葬場の空き状況にもよりますが、ご安置の期間は、通常2~3日程度(長い場合には7日程度)が目安です。
家族葬の場合、葬儀の打ち合わせまでの間に「誰を葬儀に呼ぶか」を家族内で確定させておくことも重要です。参列者を限定する家族葬の場合、訃報を知らせ忘れたことに後から気づくと、当日の行き違いや親族間のトラブルにつながる場合があります。早い段階で、家族葬に参列してもらう範囲を確定することで、式場の規模や席数、返礼品、会食の有無などを決める葬儀社との打ち合わせもスムーズに進められます。
葬儀社との打ち合わせは、ご搬送・ご安置のあと、当日または翌日に行われるのが一般的です。家族葬の場合、葬儀社との打ち合わせの所要時間はおおむね2〜3時間程度が目安です。
打ち合わせは「1. 喪主(葬儀を主催する遺族の代表)を決める」「2. 葬儀の形式・日時・場所を決める」「3. 葬儀の内容を決める」の3つのステップで進みます。ここで決めた内容をもとに、通夜・告別式の日程が確定します。
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2-2 通夜
通夜は、葬儀・告別式の前夜に故人を偲ぶ儀式で、夕方から行われるのが一般的です。僧侶による読経、参列者の焼香を経て、通夜振る舞い(参列者をもてなす会食)へと進みます。通夜の準備から開式、通夜振る舞いまでを含めた所要時間は、おおむね4〜5時間程度が目安です。
2-3 葬儀・告別式・火葬
葬儀・告別式は通夜の翌日に行われ、その後、火葬場へ移動して火葬・収骨(火葬後のお骨を骨壺に納めること)を行います。告別式の開式から出棺、火葬、収骨までの所要時間は、あわせておおむね半日程度が目安です。このうち火葬そのものにかかる時間は、おおむね1~2時間程度(火葬中の待ち時間を含む)が目安です。
3 一日葬・直葬で、家族葬の時間を短くする場合の注意点
家族葬の所要時間は、葬儀の形式によっては短縮できます。代表的な形式には、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬を1日で行う「一日葬」と、通夜や葬儀・告別式のような儀式を一切行わず火葬のみを行う「直葬」があります。
一日葬は、通夜を行わない分、通常の家族葬よりも全体の所要時間を短くしやすい形式です。また、直葬は火葬のみを行う形式のため、さらに短い時間で進められる場合があります。ただし、菩提寺(先祖代々の供養を依頼しているお寺)がある場合は、一日葬や直葬を希望する前に、事前に相談し了承を得ておくことが大切です。了承を得ないままで一日葬や直葬などを行うと、その後の納骨の際にトラブルに発展する可能性があります。
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4 家族葬の日程を決めるときに知っておきたいこと
家族葬を考える場合、葬儀における各工程にかかる時間だけでなく、忌引きや関係者への連絡といった日程にかかわる準備も把握しておくことが役立ちます。
4-1 忌引き休暇の日数の目安
忌引き休暇の日数は、故人との続柄によって異なるのが一般的です。配偶者や父母など近しい続柄ほど、日数が長く設定される傾向があります。忌引きの日数は勤務先の就業規則によって異なるため、実際の日数は勤務先の規定を確認しましょう。
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4-2 訃報・関係者への連絡のタイミング
訃報の連絡は、相手との関係性によってタイミングを分けるのが一般的です。近しい家族へは夜間でも早めに連絡し、その他の親族・知人へは翌朝以降に連絡します。勤務先へは、忌引き休暇の取得に関わるため、できるだけ早い段階で連絡しておくとよいでしょう。
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4-3 式場・火葬場の空き状況による日程調整
葬儀の日程は、式場・火葬場の空き状況によって後ろ倒しになる場合があります。特に、友引(六曜の一つ)の日は火葬場が休みになることが多く、年末年始も休みとなる場合があります。
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5 家族葬の時間に関するよくある質問
家族葬にかかる時間について、特に多く寄せられる質問にお答えします。
Q.家族葬にかかる時間について、特に多く寄せられる質問にお答えします。
A.家族葬にかかる時間は、葬儀の形式によって異なります。 通夜・葬儀を行う二日葬にかかる時間は、1日目の通夜が4~5時間程度、2日目の葬儀・告別式から火葬までが4~6時間程度です。全体として2日間にわたって行います。 また、通夜を行わない一日葬の場合、葬儀・告別式から火葬まで最短で3〜4時間程度が目安です。 なお、式場や火葬場までの移動時間、火葬場の空き状況などによって所要時間は異なります。 くらしの友では、ご希望の葬儀形式や火葬場までの移動時間などを踏まえ、葬儀にかかる所要時間や当日の流れを詳しくご案内いたします。お気軽にご相談ください。 [▶ 事前相談・お問い合わせはこちら]0120-466-544(くらしの友コールセンター)
Q. 忌引き休暇は葬儀の日数に合わせて取ることができますか?
A.忌引き休暇の日数は、続柄によって一般的な目安(配偶者:10日、父母:7日、子:5日など)が決まっていますが、実際の葬儀日程と必ずしも一致しません。逝去から通夜・告別式までの日数が延びた場合、休暇日数が足りなくなることもあります。 忌引きは「逝去日」を起算日とする会社が多いため、火葬場の空き状況などで葬儀が後ろ倒しになった場合は、有給休暇との組み合わせも視野に、早めに勤務先へ状況を共有しておくことが望ましいでしょう。
Q. 火葬まで1週間ほど待つことになると言われました。どのような理由で長引いているのでしょうか?
A.特に都市部では、火葬場の予約が数日先まで埋まっていることが多く、逝去から葬儀・火葬まで1週間程度かかるケースも珍しくありません。これはほとんどの場合、地域の火葬場が1日に受け入れられる件数や混雑状況による事情によるものです。 不安な場合は、日程の根拠(火葬場の空き状況など)を葬儀社に確認すると安心材料になります。お住まいの地域の一般的な目安を事前に知っておきたい方は、事前相談をご利用ください。
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6 まとめ|家族葬にかかる時間の目安と事前にできること
家族葬は、通夜と告別式・火葬を行う場合、儀式そのものは2日間が目安です。ただし、ご逝去から火葬までの全体では、火葬場や式場の空き状況、菩提寺との調整などにより、4日〜1週間程度かかる場合があります。
通夜を省く一日葬や、火葬のみを行う直葬を選べば時間を短縮でることもありますが、菩提寺がある場合は事前の相談・了承が必要です。事前相談や生前見積もりを活用しておくと、当日の段取りをあらかじめ把握しておくことができます。
当社では葬儀の事前相談を承っていますので、全体の日数や各工程の時間について詳しく知りたい場合は、お問い合わせください。
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