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葬儀の打ち合わせで決めること一覧|流れ・所要時間・事前準備を解説

作成日:2026.08.07
最終更新日:
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秋葉 祐子のイメージ
監修者
秋葉 祐子
/(株)くらしの友 儀典本部

2004年くらしの友入社、厚⽣労働省認定の技能審査制度「葬祭ディレクター」1級取得。
故人様とご遺族に寄り添い、大規模な社葬から家族葬まで、これまで1,000件以上の葬儀に携わる。

大切な方を亡くした直後、悲しみのなかで始まるのが葬儀の打ち合わせです。「何を決めればいいのか」「どれくらい時間がかかるのか」など、不安に感じる方は少なくありません。

 

本記事では、葬儀の打ち合わせで決める項目や当日までの流れ、事前に準備しておくとよいことを順番に解説します。打ち合わせの全体像を事前に把握しておくと、限られた時間のなかでも項目を一つずつ確認しながら進めやすくなります。

この記事で分かること

  • 葬儀の打ち合わせで決めることは「喪主」「形式・日時・場所」「内容」の3つのステップに整理できる
  • 打ち合わせの所要時間は2〜3時間程度が目安で、ご逝去後の当日または翌日に行われる
  • 参列者のおおよその人数や予算感などを事前に考えておくと、打ち合わせがスムーズに進む
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目次

  1. 1 葬儀の打ち合わせとは?
  2. 2 葬儀の打ち合わせで決めること一覧
  3. 3 打ち合わせの所要時間とご逝去〜打ち合わせまでの流れ
  4. 4 葬儀の打ち合わせを行う場所
  5. 5 打ち合わせ前に確認・検討しておくとよいこと
  6. 6 費用が変わるポイントと見積もりの確認方法
  7. 7 葬儀の打ち合わせに関するよくある質問(FAQ)
  8. 8 まとめ|葬儀の打ち合わせは事前準備で落ち着いて進められる

1 葬儀の打ち合わせとは?

葬儀の打ち合わせとは、葬儀社の担当者とともに、式の日程・場所・内容・費用を具体的に決める場です。ご逝去後にご遺体を搬送・安置したあとに行われますが、亡くなったのが夜間の場合は翌日に行われることが一般的です。葬儀の打ち合わせには遺族が同席し、基本的には同席した遺族のなかから喪主を立てます。葬儀社の担当者が進行役となり、項目を一つずつ確認しながら進めていきます。

 

ここで決めた事柄がその後の進行の土台になるため、打ち合わせは葬儀の内容を形づくる大切な工程といえます。逝去直後で心の準備が追いつかないまま臨むことも少なくありませんが、ここで全体像を知っておくと、その後の判断がしやすくなります。

2 葬儀の打ち合わせで決めること一覧

葬儀の打ち合わせで決める項目は多岐にわたりますが、大きく「1.喪主を決める」「2. 葬儀の形式・日時・場所を決める」「3.葬儀の内容を決める」という3つのステップに整理できます。ここからは、それぞれのステップで具体的に何を決めるのかを順に見ていきます。

2-1 1. 喪主を決める

はじめに、葬儀を主宰する喪主を決めます。喪主は葬儀全体の代表者として、葬儀社との連絡や当日の進行、参列者や僧侶への対応、あいさつなどを担う中心的な役割です。誰が務めるべきかという法律上の決まりはありませんが、一般的には故人の配偶者や、子・親・兄弟姉妹といった血縁の深い順に検討していきます。

 

「配偶者が高齢で実務をこなすのが難しい」という場合、配偶者と子どものどちらを喪主にするか迷うところです。子どもを喪主にすると実務はスムーズに進む一方、参列のお礼状に配偶者の名前が出せなかったり、親戚や知人に「配偶者は体調が悪いのでは」と心配をかけてしまったりすることがあります。

 

こうした場合には、喪主は名目上配偶者とし、実務は子どもが「喪主代行」として担うという方法もあります。喪主としては配偶者を立てつつ、葬儀社との打ち合わせや当日の進行は子どもが窓口となって行うことで、双方の事情に配慮した形で式を進めることができます。

 

喪主を一人に絞りきれない場合や実務面での不安がある場合は、このように名目上の喪主と実務の担当を分けることも一つの選択肢です。迷われた際は、葬儀社に相談してみるとよいでしょう。

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2-2 2. 葬儀の形式・日時・場所(式場)を決める

次に、葬儀の形式と日時、場所を決めます。葬儀形式には、家族葬・一般葬のほか、通夜を行わない一日葬や、通夜・葬儀を行わずに火葬のみを行う直葬(火葬式)などがあります。

 

ただし、一日葬や直葬を希望する場合は、菩提寺(ぼだいじ/ご先祖のお墓を管理するお寺)があるときは事前に相談し、了承を得る必要があります。通夜や葬儀を省略することで、お寺との関係に影響が出る可能性があるためです。

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葬儀の日程は通夜・告別式・葬儀(火葬)の順に組みますが、菩提寺がある場合は菩提寺の都合が最も優先され、火葬場や葬儀式場の空き状況、遺族の都合などを鑑みて決定しますます。場所については、葬儀式場と火葬場を選定します。葬儀式場には自宅・斎場・寺院などの選択肢があります。あわせて、参列者の範囲とおおよその人数を見込んでおくと、葬儀の形式や利用する葬儀式場の規模を検討しやすくなります。

2-3 3. 葬儀の内容を決める

続いて、葬儀の具体的な内容を決めます。多くの葬儀社では必要なものをまとめた葬儀プランが用意されていますが、プランはあくまで最低限必要な内容をパッケージ化したものです。実際には、ご家族の希望や参列者数などに合わせて、必要なものやオプションを選びながら内容を固めていきます。

 

具体的に決めていく主な項目は以下の通りです。

  • ・祭壇の種類:花祭壇、白木祭壇など、規模やデザインを選択
  • ・棺:素材やデザインによって費用が変わる
  • ・遺影写真:故人らしい一枚を選び、必要に応じて加工
  • ・返礼品:参列者へのお礼の品。数量は人数に応じて決定
  • ・通夜振る舞い:通夜のあとに参列者をもてなす食事の内容や量
  • ・供花、供物:祭壇まわりに供える花や品物の手配

これらはいずれも費用に直結する項目のため、慎重に検討する必要があります。

 

この段階でよく聞かれるのが、「葬儀社から勧められるプランや品物が、本当に自分たちに必要なものなのか判断できない」という声です。知識がないまま次々と選択を迫られると、葬儀社に勧められるままに決めてしまい、後になって「本当に必要だったのか」と不安が残ることもあります。

 

内容を決める際は、費用面だけでなく、次のような視点を持つことも大切です。

  • ・祭壇の華やかさや棺の種類にこだわりたいか
  • ・参列者と過ごす時間を優先したいか
  • ・故人のために、家族としてどうしても叶えたいことは何か

 

迷った際は、遠慮せずに葬儀社の担当者へ「なぜこれが必要なのか」「省いても問題ないか」を率直に確認しましょう。ご家族が納得できる形を一つずつ選んでいくことが、後悔のない葬儀につながります。

3 打ち合わせの所要時間とご逝去〜打ち合わせまでの流れ

葬儀の打ち合わせにかかる時間は、葬儀の内容や規模によって異なりますが、おおむね2〜3時間程度が目安です。ご逝去から打ち合わせまでの一般的な流れは、逝去→搬送→安置→打ち合わせ、という順に進みます。

 

詳しくはこちら:葬儀の流れ | 葬儀・葬式・家族葬なら「くらしの友」

 

打ち合わせは亡くなってから数時間後には行われるため、心の準備が追いつかないまま臨むことも少なくありません。深夜に亡くなった場合には、打ち合わせは翌日に行われるのが一般的です。なお、深夜・早朝のご逝去でも、多くの葬儀社が24時間対応で搬送・安置を行っています。くらしの友では、24時間365日お迎えに伺います。

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4 葬儀の打ち合わせを行う場所

葬儀の打ち合わせは、主にご自宅、葬儀社の応接室、利用予定の葬儀場で行われます。

 

・ご自宅

ご遺体を自宅に安置する場合は、安置後にそのまま自宅で打ち合わせを行うケースが多いです。慣れた環境で、落ち着いて相談できるという声もあります。

 

・葬儀社の応接室

ご遺体を安置施設に安置している場合など、葬儀社の応接室で打ち合わせを行うこともあります。

 

・利用予定の葬儀場

実際に利用する式場を確認しながら打ち合わせができるため、当日のイメージがしやすいというメリットがあります。

5 打ち合わせ前に確認・検討しておくとよいこと

打ち合わせをスムーズに進めるために、できる範囲で事前に確認・検討しておくとよいことがあります。具体的には、故人の基本情報(氏名・住所・生年月日など)、喪主を務める人、遺影に使う写真の候補、参列者のおおよその人数と連絡範囲、そしておおよその予算感です。

 

なかでも「参列者の人数」と「予算感」は、葬儀の形式や式場を選ぶうえで重要な判断材料になります。時間に余裕がある場合は、事前相談を活用してこれらを整理しておくのも有効です。

6 費用が変わるポイントと見積もりの確認方法

葬儀費用は、利用する式場・プラン種別・追加オプションのほか、参列者数に応じた返礼品や料理の数などによって変動します。見積書を確認するときは、「プランに含まれる項目」と「追加になる項目(オプションとして加えた項目)」を分けて見ることが大切です。

 

飲食費や返礼品などがプラン料金に含まれていない場合もあるため、最終的に総額でいくらになるのかを見積書で確認しましょう。とくに料理・返礼品・式場使用料は、参列者の人数に応じて増減しやすい項目です。打ち合わせのあとは、決定した内容に基づいた見積書が提示されます。内容や金額を確認し、不明な点は遠慮なく担当者に確認しましょう。

 

葬儀の事前相談・生前見積もりを活用しておくと、落ち着いて内容を比較でき、当日の負担を減らすことにもつながります。

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7 葬儀の打ち合わせに関するよくある質問(FAQ)

Q.葬儀社に勧められるプランや品物が、本当に必要かどうか判断できません。

A.葬儀に関する知識がない状態で、複数の選択肢や追加オプションを提示されると、何が必須で何が任意なのか分からなくなるのは当然のことです。「なぜこれが必要なのか」「省いた場合どうなるか」を遠慮せず担当者に確認しましょう。 また、見積りの中で「プランに含まれるもの」と「追加費用がかかるもの」を明確に区別してもらいましょう。判断に迷う場合は、相見積もりを取ることも一つの方法です。

Q.家族葬や一日葬にしたいのですが、後々後悔しないか不安です。

A.近年増えている家族葬・一日葬ですが、「参列者を呼ばなかったことを後で後悔しないか」「あとから『お別れがしたかった』と言われないか」と心配される方は少なくありません。 誰に葬儀に参列してほしいか、誰に後日改めて連絡するかを事前に整理しておきましょう。どのような形式であったとしても、家族が納得できる形で見送れるかどうかが大切です。

Q.親が「葬儀はしなくていい」「簡素でいい」と、しきりに言っています。

A.親世代は「子どもに迷惑をかけたくない」という思いから、葬儀を簡素にしてほしいと望むことがよくあります。一方で子ども世代は、「これまで育ててくれた親をきちんと見送りたい」という気持ちを抱えていることも少なくありません。故人の遺志を尊重しつつ、「見送る家族の気持ち」も大切にしましょう。 「本人の希望はできるだけ叶えつつ、家族が心残りのない範囲で見送る」というバランスの取り方もあります。 迷ったときは、葬儀社に「小規模でもしっかりお別れができる形」を相談してみましょう。

Q.葬儀の打ち合わせでは、費用や形式ばかり決めている気がします。それでよいのでしょうか。

A.打ち合わせでは決めるべきことが多く、事務的に感じられるかもしれません。しかし本来大切なのは「故人に何をしてあげたいか」という気持ちの部分です。「こういう形でお別れをしたい」という要望は、遠慮せず葬儀社に伝えましょう。 好きだった音楽を流す、趣味の品を飾るなど、故人らしさを演出する提案をしてもらえます。決める項目を確認しながら、「これは故人らしいか」「家族として納得できるか」を意識することが、後悔のないお別れにつながります。

Q.深夜に亡くなった場合、打ち合わせはいつ行いますか?

A.深夜のご逝去の場合、その日のうちにご遺体の搬送・安置を行い、打ち合わせは翌日以降に行うことが一般的です。なお、お迎え(ご遺体の搬送)は深夜・早朝でも承っております。くらしの友では24時間365日対応しておりますので、まずはお電話でご連絡ください。 ご葬儀をお急ぎの方:0120-466-544(くらしの友コールセンター)

Q.決めなければならないことが多くて不安。判断に迷う場合は、どうすればよいですか?

A.打ち合わせは葬儀社の担当者が項目を一つずつ確認しながら進めてくれます。その場で迷う項目はその場では保留にし、家族で相談してから決めることもできます。

Q.一度決めた内容は後から変更できる?

A.内容や時期によっては変更できる場合があります。変更の可否や締め切りは葬儀社に確認しましょう。

8 まとめ|葬儀の打ち合わせは事前準備で落ち着いて進められる

葬儀の打ち合わせでは、葬儀の形式・日時・場所・内容などを中心に、多くの項目を決めていきます。ご逝去後の当日または翌日に、2〜3時間程度かけて、葬儀社の担当者と一つずつ確認しながら進めるのが一般的です。

 

ご本人やご家族が健在なうちに、参列者のおおよその人数や希望する葬儀の形式、予算などを家族で話し合っておくと、当日の打ち合わせでも落ち着いて判断しやすくなります。突然のご逝去で事前の準備ができなかった場合でも、葬儀社が一つずつ確認しながら進めてくれるため、慌てる必要はありません。

 

ただし、葬儀の打ち合わせは費用や形式を決めるだけの場ではありません。「故人に何をしてあげたいか」「どのように送り出したいか」を家族で考える時間でもあります。決める項目を一つずつ確認しながら、「これは故人らしいか」「家族として納得できるか」を意識することが、後悔のないお別れにつながります。

 

分からないことや迷うことは、その都度相談しながら決めていきましょう。くらしの友では葬儀の事前相談を受け付けています。まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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