つたえたい、
心の手紙
いまは会えないあの人に
「つたえたい、心の手紙」
この活動を通して
「つたえたい、心の手紙」は、書くことで心の整理をする機会となる一方、読者の方からも、今ある大切な人たちと過ごす時間に改めて喜びを感じることができるという声が寄せられています。
この活動を通じて、手紙がもっている、“手紙を書いた本人だけではなく読んだ方への癒す力”“家族や友人との絆を再確認し、前向きに生きる気持ちにさせてくれる力”を皆様に少しでもお伝えできればと思います。

編集長が選ぶ、
今週の珠玉の1通
惜しくも受賞は逃したものの、作者の方の想いが強く感じられる作品を「珠玉の1通」としてご紹介いたします。
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今日も、大好き。お父さん、あたしは今日もお父さんのこと大好きやよ。
この間お母さんに聞いたんやけど、あたしが反抗期やった小学6年にの時
歩いてたら前からお父さんが歩いてきたらしく、あたしは歩いてきた道を引き返して、小走りに逃げたことがあったそうやね。
お父さんショック受けてたわって、お母さんは笑って言ってたけど、あたしは全然笑えんかった。
他にも聞いたよ。中学の入学式の時、セーラー服姿のあたしとと写真を撮ろうとして、お父さんはあたしの横に立つのに、あたしはふくれっ面でそっぽ向いてパチリ。ひどい娘やよな。しかも覚えてないし。
でも、これは覚えてるねん。地元の祭りに友達と行って、門限になっても帰らないあたしを心配して探しに来たお父さん。その年も、翌年も、あんなに広い祭りの会場で必ずあたしを見つけ出してたお父さん。本当は嬉しかった。なんでわかるん?て本当はニヤッとしてたんやで。
でも、思春期のあの頃はお父さんと仲良くするのが、カッコ悪いと思ってた。
あたしが19歳の時にガンになったお父さんを見て何か思ったのか、当時付き合ってた旦那がプロポーズしてくれて、お父さん結婚式に出てくれた。
ウエディングドレス姿のあたしは、お父さんと腕を組んで写真撮ることができた。セーラー服のときはあんなんやったから、あれでチャラにしてくれたかなぁ?
亡くなる1ヶ月前、あたしはお見舞いの帰りにお父さんの手をとって、握手して「また明日ね」てゆうたら、お父さん、お母さんに電話して「さっき手をつないでくれたんや」って喜んで話ししてたんやってね。そんなこと喜んでくれる、お父さんがほんまに大好きやったよ。
でも、大好きって言うことがものすごく恥ずかしかってん。ほんまは生きてる間に言いたかった。でも言えんかってん。
長い反抗期の間、お父さんに辛い思いさせたよね。生きてる間に、実はずっと大好きやってんで、素直になれんくてごめんなって、伝えたかった。
お父さんが天国に行ってからずっと後悔してるねん。
でも、旦那が「言えんかっても、毎日空見上げて言えばいいやん。絶対お父さん聞こえるはずやから。」ってゆうてくれた。
‥ほんまや。伝えられへんかったって、毎日下向いて後悔しててもお父さんには何も伝わらん。やっと、やっと前を向くことができたよ。
お父さん、聞こえてる?今日も、大好きやで!
「心の手紙」に
寄せられたご感想
応募者の方の声
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静岡県・50代・⼥性
応募をきっかけに、改めて⽗や⺟への想いを⾔葉にすることができました。
忙しさにかまけて、⾒ないふりをしてきたような気がします。こんな⾵に感じていたんだ、と⾃分の事ながら、読み返すことができたことが、今、⾃分への⽀えです。
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東京都・10代・⼥性
初めてこの公募を⾒かけて、「祖⽗に伝えたい」その気持ちでいっぱいになり書きました。書いている途中はあれこれ祖⽗との思い出がよみがえって、何度も涙が⽌まらなくなり書くのを中断しましたが、最後まで書き上げられてよかったです。祖⽗に届くように⼼から願っています。
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⼤阪府・60代・⼥性
今まで⼼残りで後悔していたことを⽂章にして、⾃分の⼼の整理をすることができました。
本⼈にはもう伝えることができませんが、今まで内に溜めていた気持ちを吐き出すことで、⼼が少し軽くなった気がします。 -
神奈川県・60代・男性
この作⽂を書くことで、家族を考える良い機会になりました。私のように感じられる⽅は多いと思います。とても良い企画と思いますので、これからもずっと続けていっていただきたいと願います。
読者の方の声
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富⼭県・60代・男性
⾝に染みるお話ばかりで涙が溢れてきました。⾃分の⾝の回りにいる⼈やお世話になった⽅を⼤事にし、⼈の痛みや悲しみを知り、思いを同じにすることでその⼈の気持ちをより深く理解することができるのだと思いました。
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愛媛県・40代・⼥性
過去の作品を読ませていただきました。それぞれの⽅の⼈⽣や⽣き⽅、思いが伝わり、⼼が温かくなりました。⾃分の⽣き⽅や⼈⽣を振り返り、今に感謝する良い機会になりました。
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埼⽟県・70代・⼥性
毎年楽しみにしておりますそして何度も繰り返し読ませていただいています。
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岡⼭県・40代・男性
毎回、読むたびに普通の⽣活が当たり前ではなく、有り難い事なんだと思います。
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