家族葬の費用と注意点
くらしの友にご葬儀の相談をされる⽅の多くが家族葬を希望されます。
後悔なく家族葬を執り⾏うために、知っておきたいポイントをご紹介いたします。
家族葬の3つのメリット
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1
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接待費⽤が抑えられる
(飲⾷や返礼品など) -
家族葬は、⼀般葬に⽐べて参列者の⼈数が少なくなるのが⼀般的です。⼈数が少ない分、飲⾷費などの接待費が抑えられます。
また、式場も⼩さな場所でよくなるため、式場使⽤料も抑えられます。
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参列者に気兼ねなく
お別れができる -
⼤切な家族が亡くなった場合、⼈は多くの⼼労を抱え込むことになります。そんななかで参列者に挨拶をし、気を使うことはなかなか⼤変なことでもあります。
しかし家族葬の場合は、故⼈やご家族と親しかった⼈しか参列しません。そのため参列者に気を使いすぎる必要がなく、ゆっくりと故⼈とのお別れができます。
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3
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時間的・体⼒的負担が
少ない -
参列者の数が多ければ多いほど、焼⾹に時間がかかります。また通夜振る舞いにかかる時間も⻑くなる傾向がありますし、受付にも時間がかかるでしょう。
しかし家族葬ならば、そもそも参加する⼈が⾮常に少ないため、⽕葬を除くすべての⾏程で時間を節約できます。時間的・体⼒的負担が少ないのも、家族葬のメリットです。
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家族葬の注意点
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1
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⾹典が⼊ってこない、
あるいは少ない -
家族葬の場合は、⼊ってくる⾹典が少なくなる点には注意が必要です。
参列者の数が少なければ、受け取る⾹典も必然的に少なくなります。
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2
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思ったほど費⽤の削減
にならない可能性がある -
葬儀の費⽤は、儀式費⽤+宗教者へのお礼+接待費で成り⽴っています。家族葬の場合は、使⽤するホールも⼩さくなりますし、⼩さい葬儀であれば呼ぶ宗教者の⼈数も⼀般的には少なくなります。また、参列する⼈が少ないのであれば接待費⽤も抑えられます。
ただし、「亡くなった⼈が⾮常に信⼼深かったので、ご僧侶の⼈数は多くしたい」「⼩規模な葬儀だが、接待費⽤にはお⾦をかけたい」などのこだわりがある場合、家族葬にしたとしても思っていたよりも費⽤が削減できない可能性もあります。
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訃報を知らせる範囲が狭いと、後⽇弔問に訪れる⼈が多くなる可能性もある
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「⼩規模な葬儀にしたいので、訃報を知らせるのはごく限られた⼈にする」とした場合、故⼈が旅⽴ったことを後から知った⼈が、葬儀後に⾃宅へ弔問に訪れる可能性も⾼くなります。
これはとてもありがたいことではありますが、ご家族はその都度、お⼀⼈おひとりの都合に合わせて個別にお迎えしなければならなくなります。
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家族葬の費⽤
家族葬には定義がないので、
費⽤の相場を算出するのが難しい
家族葬の場合は⽐較的⼩規模な葬儀になることが多いものの、「参列者が◯⼈以下の場合は家族葬」という明確な定義は存在しません。また葬儀の費⽤は、参列⼈数・地域・内容・依頼する葬儀社・会場の広さなどの条件によって異なります。
そのため、いわゆる「家族葬」の費⽤の相場を算出するのは難しいのが実情です。
⾃分がイメージする家族葬にどのくらいの費⽤がかかるのかを具体的に知るためには、葬儀の事前相談を依頼するのがおすすめです。
くらしの友では、ご希望の家族葬の条件に合わせて、具体的な⾒積書を提⽰いたします。