メニュー

メニュー

危篤(きとく)は何日続く?期間の目安と職場への連絡、万が一の「安置・葬儀」の進め方

作成日:2026.05.08
最終更新日:
メインビジュアル
秋葉 祐子のイメージ
監修者
秋葉 祐子
/(株)くらしの友 儀典本部

2004年くらしの友入社、厚⽣労働省認定の技能審査制度「葬祭ディレクター」1級取得。
故人様とご遺族に寄り添い、大規模な社葬から家族葬まで、これまで1,000件以上の葬儀に携わる。

大切な方が危篤と告げられた際、「あと何日一緒にいられるのか」「今すぐ何を準備すべきか」と、不安や動揺の中にいらっしゃることとお察しいたします。

 

危篤と告げられてからお別れまでの時間は一般的に「2〜3日」が目安とされていますが、数時間で急変することもあれば、1週間以上持ち直すこともあり、個人差が非常に大きいのが実情です。

 

本記事では、危篤を告げられてからどのくらいの時間が残されているのかという目安や容態を左右する要因に加え、病院からすぐに行うべき連絡の範囲、職場への伝え方(例文付)、さらには万が一に備えた葬儀準備や長期化への対応まで、専門的な視点から詳しく解説します。

この記事で分かること

  • 一般的な経過の目安と、容態を左右する要因
  • 病院からすぐに行うべき「連絡の範囲」と「職場への伝え方(例文付)」
  • 容態が長引いた場合に、家族が心身ともに疲弊しないための過ごし方と事前の備え
無料でお届け 葬儀のことがよくわかる資料請求はこちら

目次

  1. 1 危篤状態が続く期間の目安
  2. 2 危篤後の生存期間を左右する要因と、終末期が近い兆候
  3. 3 病院から危篤を告げられたら|連絡すべき人と伝える内容
  4. 4 【コピペ可】仕事を休む際の連絡方法について
  5. 5 危篤状態の方との時間の過ごし方
  6. 6 危篤が長引く際(1週間以上)の家族の過ごし方
  7. 7 状況に備えて考えておきたい「安置場所」
  8. 8 よくある質問(FAQ)
  9. 9 まとめ:信頼できる葬儀の専門家とともに、最期のひとときを大切に

1 危篤状態が続く期間の目安

危篤が告げられてから大切な方と寄り添える時間は人それぞれ異なりますが、数日間にわたって穏やかに過ごされるケースも少なくありません。まずは落ち着いて、今できることに目を向けていきましょう。

1-1 危篤の定義

危篤とは、病気や怪我などが原因で回復の見込みがなく、死が近い状態を指します。これは、医師が患者の意識状態やバイタルサイン、症状の経過などから総合的に判断し、現在の医学では回復の可能性が極めて低いと判断した際に家族へ伝えられるものです。

関連記事

1-2 危篤が続く期間の目安

一般的に、危篤と告げられてから2〜3日のうちに容態に大きな変化が訪れるケースが多く見受けられます。しかし、これはあくまで統計的な傾向であり、数時間で急変するケースもあれば、容態が一時的に安定し、穏やかな時間が1週間以上続くこともあります。

1-3 医師でも「危篤状態が続く期間」の正確な予測が難しい理由

危篤状態を経ずに亡くなるケースとして、医学上「突然死」と呼ばれるものがあります。これは、健康に見えた人が前触れなく急速に亡くなることを指し、一般的には発症から24時間以内の内因性(主な原因は心臓や脳の疾患)による死亡とされています。

一方で、危篤状態は突然死の定義とは異なり、回復する可能性も残されつつ、予断を許さない状態を指します。そのため、危篤からの経過は一概に予測できず、本人の体力や生命力、持病の有無、行っている治療の内容など、さまざまな要因が影響します。

 

医師の診断はあくまで「現時点の医学的知見に基づく見通し」であるため確定的なものではありません。そのことをふまえ、限られた時間の中でも、できるだけ後悔のないよう過ごすことが大切です。

関連記事

2 危篤後の生存期間を左右する要因と、終末期が近い兆候

ベッドサイドで見守る際、刻一刻と変わる身体の変化に戸惑われることもあるかもしれません。延命治療の選択や、身体に現れる変化の兆候について、専門的な視点から解説します。

2-1 意識して見守りたい身体的な変化(死の兆候)

お別れが近づくと、身体にはいくつかのサインが現れることがあります。これらを知っておくことで、最期の瞬間に慌てず向き合う準備ができます。

変化の項目
具体的な症状
呼吸の変化
呼吸が浅くなったり、一時的に止まるような不規則なリズム(チェーン・ストークス呼吸)になる。
手足の温度
血流が低下し、手足が冷たくなったり、紫色(死斑に近い状態)に見えることがある。
意識状態
呼びかけへの反応が薄くなるが、聴覚は最後まで残ると言われている。

2-2 延命治療の有無による日数の違い

人工呼吸器や昇圧剤の使用など、延命治療の内容や実施の有無によって、その後の経過は大きく変わる場合があります。一方で、危篤と判断された後に必ずしも延命治療が行われるわけではなく、治療を行わない、あるいは苦痛の緩和を中心とした対応が選択されることもあります。

 

延命治療を行う場合には、心肺機能などを一定期間維持できる可能性がある一方で、回復の見込みやご本人の意思などを踏まえ、総合的に判断されます。

 

ご家族にとっては非常に苦しい判断決断となりますが、本人の生前の意思や尊厳を最優先にしつつ 考え、医師と十分に話し合うことが大切です。どのような選択であっても、悩みながら導き出された大切な決断であることに変わりはありません。

3 病院から危篤を告げられたら|連絡すべき人と伝える内容

「誰に危篤を知らせるべきか」という迷いに対し、後悔のない選択ができるよう、判断の目安を整理しました。混乱を防ぐため、以下の内容を参考にしてください。

3-1 三親等内の親族と「最後に会わせたい人」への連絡

一般的には三親等内の親族に連絡しますが、最も優先すべきは「本人が最期に会いたいであろう人」です。深夜や早朝の連絡をためらう方もいますが、大切な方との最期のお別れに間に合わないことの方が、お相手にとってもつらいものです。躊躇せず連絡し、会える機会を逃さないことが大切です。

3-2 連絡時に必ず伝えたい「3つの項目」

混乱した状態で連絡をすると、肝心な情報が抜け落ちがちです。以下の3点をメモしてから電話をかけると落ち着いて伝えられます。

  1. 1.現在の容態(「意識がない」「非常に厳しい状態」など)
  2. 2.病院の場所と病室番号
  3. 3.できれば至急来てほしい旨

なお、電話がつながらない場合は、時間をおいて再度連絡するほか、メールやメッセージアプリ(LINEなど)複数の手段で伝えることも検討しましょう。

4 【コピペ可】仕事を休む際の連絡方法について

大切な方が危篤と告げられたとき、「そばにいてあげたい」と感じる方は多いでしょう。一方で、職場にはどのように伝えたらよいか、迷われることもあるかもしれません。周囲へ状況を適切に伝え、あなたが安心して付き添いに専念できるよう、連絡方法とそのまま使える文面を整理しました。

4-1 深夜・早朝に会社へ連絡する場合の注意点

まずは直属の上司へ電話を入れるのが基本です。深夜や早朝の場合は、取り急ぎメールやLINEで状況を伝え、始業時間に合わせて再度電話を入れ、直接言葉を交わすのが望ましいでしょう。これにより、職場側も業務の調整を円滑に進めることができます。

 

なお、深夜・早朝の連絡は相手の負担にも配慮し、緊急性が高い場合に限るなど、状況に応じた判断を心がけましょう。通常の勤務時間帯であれば、速やかに電話で直接連絡を入れることが望ましいといえます。

4-2 【例文】状況に合わせた連絡テンプレート

混乱や戸惑いの中で文章を考えるのは大変な労力です。以下の例文を状況に合わせてコピーしてご利用ください。

 

(メール・LINE用例文)

「夜分に失礼いたします。〇〇(自分の名前)です。父が危篤との連絡を受け、現在病院に向かっております。誠に勝手ながら、明日はお休みをいただきたく存じます。今後の状況については、状況が落ち着き次第、追ってご連絡いたします。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。」

5 危篤状態の方との時間の過ごし方

危篤が告げられたあとの限られた時間の中で、ご家族にできる大切なことはそばで寄り添うことです。以下のことを意識して過ごしてみてください。

 

まず、穏やかに声をかけることが大切です。聴覚は比較的最後まで残っていることが多いとされているため、これまでの感謝の気持ちや、安心できる言葉を静かに伝えます。また、手を握ったり、背中をさすったりといった触れ合いは、言葉以上に安心感につながることがあります。特別なことをする必要はなく、そばにいて見守るだけでも、心の支えになると考えられています。

6 危篤が長引く際(1週間以上)の家族の過ごし方

危篤の状態が数日から1週間以上続くこともあります。この「待機」の時間は、ご家族にとって精神的・肉体的な負担が大きくなることもありますが、同時に、大切な方と同じ空間で穏やかに過ごせる貴重な時間でもあります。

 

この時間を最期まで大切に過ごすためには、見守る家族の体調管理も重要です。無理のない範囲で休息を取り、長時間の付き添いになりすぎないよう、役割を分担するなどして過ごしましょう。

6-1 交代で見守る「勇気」と休息の必要性

「一瞬もそばを離れたくない」と感じるのは、ごく自然なことです。しかし、無理を重ねると、いざという場面で体調を崩したり、冷静に対応することが難しくなることもあります。

 

私たちくらしの友の葬祭ディレクターがこれまで多くのお見送りの場に携わってきた経験からも、ご家族が適度に休息や食事を取ることが、その後の時間を落ち着いて過ごすことにつながると考えられます。

 

「数時間だけ自宅に戻って入浴する」「交代で仮眠を取る」といった過ごし方も無理を避けるための一つの方法です。体調を保ちながら付き添いを続けるために、状況に応じて取り入れることも検討してみてください。

6-2 病院での付き添い生活で準備しておくと良いもの

危篤を告げられてから付き添いが長引く場合に備え、ご自身の心身を保つため、以下の点をあらかじめ整えておきましょう。無理なく付き添いを続けるための準備になります。

●    現金(千円札・小銭):院内の売店や自動販売機、タクシーの支払いに備え、すぐ使える形で用意しておくと安心です。

●    モバイルバッテリー:ご家族や関係者との連絡が続くため、スマートフォンの充電切れに備えておきましょう。

●    飲み物・軽食:付き添いが長時間になる場合に備え、無理のない範囲で口にできるものを用意しておくと安心です。

●    羽織るもの・着替え:病院内は温度調節が難しいことがあります。体温調節ができる上着などを準備しておきましょう。

7 状況に備えて考えておきたい「安置場所」

危篤を告げられた後は、その後の対応についても少しずつ考えておく必要があります。その一つが「安置場所」です。あらかじめ考えを整理しておくことで、急な場面でも落ち着いて対応できます。

7-1 逝去後、すぐに病院を出なければならない理由

病院の霊安室は一時的な安置場所であり、多くの場合は亡くなってから数時間以内に院外の安置先へ移動するよう求められます。病院で亡くなった場合、安置先は自宅に連れて帰るか、安置施設を利用するかのいずれかになります。それぞれの注意点は以下のとおりです。

7-1-1 自宅に連れて帰る場合

  • ・安置スペースや搬入経路を確認しておく
  • ・室温管理などの環境に配慮する

7-1-2 安置施設を利用する場合

  • ・面会時間や利用条件を確認する
  • ・費用や立地を事前に把握しておく

安置先に関する詳細は、下記のコラムもあわせてご参照ください。

関連記事

7-2 信頼できる葬儀社の選び方

大切な方のもしもの時に備え、どのような時間帯でも誠実に耳を傾けてくれる相談先を見つけておくことは、今の不安を安心へと変える大きな一歩となります。

 

信頼できる葬儀社を見極める際は、単に「24時間対応」というだけでなく、ご遺族の混乱した心に寄り添える「確かな経験」があるかどうかに注目してみてください。例えば、葬儀に関する深い知識と技能を持つ「葬祭ディレクター」などの専門資格を有するスタッフが在籍しているかは、大切な判断基準となります。また、経済産業大臣表彰などの公的な評価を受けている会社であれば、適正な価格提示や丁寧な説明が期待でき、より心強いパートナーとなってくれるはずです。

 

私たち「くらしの友」では、190名の葬祭ディレクターが24時間365日、休むことなく待機しております。深夜や早朝であっても、安置場所の確保から葬儀の細かな段取りまで、ご遺族の歩幅に合わせ、心に寄り添いながら一つひとつ丁寧にお手伝いさせていただきます。まずは言葉にできない不安をそのままにお聞かせください。私たちが一緒に最善の道を考えさせていただきます。

関連記事

8 よくある質問(FAQ)

Q1. 危篤から持ち直して回復することはありますか?

はい、あります。一時的な危篤状態から脱し、数ヶ月から数年穏やかに過ごされるケースも少なくありません。医学的な予測を超えて回復される「生命の強さ」は確かに存在します。希望を捨てず、寄り添い続けることが何よりの力になります。

Q2. 夜中に危篤連絡を受けた場合、何時頃に行くのがマナーですか?

危篤の連絡を受けた場合は、時間を問わず、できるだけ早く向かうのが最善です。マナーを気にして躊躇した結果、最期の瞬間に間に合わないことの方が、ご家族にとっても本人にとっても悔いが残ります。すぐに駆けつけることが、相手への一番の誠意となります。

Q3. 病院へ向かう際、喪服を準備しておくべきでしょうか?

危篤の段階では、喪服を準備したり持参したりする必要はありません。この状況で喪服を用意することは、かえって縁起が悪いと感じる方もいらっしゃいます。まずは普段着のまま、一刻も早く駆けつけることを優先してください。

9 まとめ:信頼できる葬儀の専門家とともに、最期のひとときを大切に

危篤を告げられた今、あなたにできる最も大切なことは、細かな手続きに追われることではなく、大切な方のそばにいて声をかけ続けることです。実務的な不安や安置・葬儀の段取りについては、私たちプロフェッショナルが寄り添い、サポートいたします。

 

「くらしの友」は、190名の葬祭ディレクターが、あなたと大切な方の最期の時間を守るために、24時間365日体制で準備を整えています。不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。後悔のないお別れのために、全力でお手伝いさせていただきます。

葬儀のこと、
気軽にご相談ください

くらしの友では詳細な⾒積書を
作成し、疑問にも丁寧にお答えします。

無料でお届け 葬儀のことがよくわかる資料請求はこちら

カテゴリーから記事を検索

コラム一覧に戻る
互助会のメリットが分かる資料請求 無料でお届け!
電話をかける
葬儀依頼は24時間
資料請求
見積りも

葬儀に関するご質問やお悩みなど、
お気軽にご相談ください

通話無料

\今すぐ相談したい方・直接話したい方/

今すぐ電話相談する

\ご自身のタイミングで相談したい方/

フォームで相談する
TOPへ