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樹木葬とは?メリット・デメリットや注意点、流れなど、「樹木葬」を徹底解説

作成日:2024.10.21
最終更新日:
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小川如水のイメージ
監修者
小川如水
/(株)くらしの友 商事本部

東京都23区エリアを中心に、法事や葬儀などの施行業務を担当。法事・法要・仏壇や位牌のほか、墓地や墓石など、先祖供養に関連するさまざまな知識をもつエキスパート。

供養の仕方が多様化するにつれて、お墓の在り方もさまざまな形を取るようになっています。従来は葬儀後に家族代々のお墓に埋葬するのが一般的でした。近年は人口減少や考え方の多様化などの理由から、樹木葬や散骨などの自然葬を選択する方も増えています。

 

この記事では、比較的新しいお墓の軽視きである樹木葬について解説します。樹木葬のメリットやデメリット、注意点、実施の流れを確認し、実際に樹木葬を行うかどうかを検討してみてください。

この記事で分かること

  • 樹木葬とは樹木や花を墓標にして遺骨を埋葬する新しい墓地のスタイル
  • 樹木葬には、永代供養ができる、お墓よりもコストを抑えられるなどのメリットがある
  • 一方、お参りしにくい場所にあったり、家族代々のお墓にできなかったりする場合が多い
  • 樹木葬を行う際は、管理費や埋葬場所の景観の変化などに注意が必要
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目次

  1. 1 『樹木葬』とは?
  2. 2 『樹木葬』の種類と、選ぶときのポイント
  3. 3 樹木葬のお墓参りの方法
  4. 4 樹木葬のメリット
  5. 5 樹木葬のデメリット
  6. 6 樹木葬のデメリット
  7. 7 樹木葬を選ぶ際の注意点
  8. 8 樹木葬を行う流れを3ステップで解説
  9. 9 まとめ:樹木葬は埋葬方法や契約内容を確認した上で、家族や菩提寺と相談して進めましょう

1 『樹木葬』とは?

『樹木葬』とは、私的な墓石を建てるのではなく、埋葬許可を受けた土地(墓地・霊園等)に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木や花を墓標として故人を弔う方法です。

 

樹木葬では、桜や紅葉樹、ハナミズキなどを墓標(シンボルツリー)とし、その周りに遺骨を埋葬するスタイルもありますし、樹木ではなく草花や芝生で彩られたガーデン風、バラをシンボルとした英国庭園風など、さまざまなスタイルが存在します。ただし、植えられる植物に制限があるなど、墓地・霊園によって規則は異なりますので、契約時にしっかり規約を確認しましょう。

2 『樹木葬』の種類と、選ぶときのポイント

2-1 樹木葬の種類

樹木葬の墓地の種類は、大きく分けて2つあり、同じ樹木葬でも、墓地の種類によって雰囲気が大きく変わります。

  • ・山林型樹木葬:区画ごとに1本ずつシンボルツリーを植える
  • ・シンボルツリー型樹木葬:シンボルツリーの周りに遺骨を埋葬する

また樹木葬の場合には、埋葬方法も、大きく分けて3種類あります。

  • ・個別型(個人区画あり)
  • ・集合型(個別区画なし)
  • ・合祀型(他人の遺骨とまとめて埋葬する)

3 樹木葬のお墓参りの方法

樹木葬のお参りの方法は合祀型と集合型、個別型のうち、どの方法で埋葬するのかによって異なります。

埋葬方法の種類
お参りの方法
個別型
・シンボルツリーに向かって手を合わせる(里山型の場合は線香を使ってお参りできない場合が多い)
・墓石がある場合は墓石に向かって手を合わせる(都市型に多い)
集合型
・シンボルツリーや石碑、プレートに向かって手を合わせる
・お供えは共用の香炉や花立で行う
合祀型
・シンボルツリーに向かって手を合わせる
・お供えは共用の香炉や花立で行う
・墓石はなく掃除は不要

3-1 選ぶときのポイント

樹木葬を考えるときに重視したいポイントは、墓所の雰囲気です。ご自身の考えるイメージなどにあった場所であるかどうかは、現地を見学に言って確かめましょう。

4 樹木葬のメリット

樹木葬は墓じまい後の供養方法の一つとして注目されているため、選択肢として考えている方もいるでしょう。樹木葬について一般的にメリットがあるのか、知っておきましょう。

4-1 永代供養ができる

原則として、樹木葬は永代供養墓の種類の一つなので、一代限りのお墓として施設管理者に管理および維持を一任できます。お墓の後継者がいない方にも選ばれやすい供養方法です。

樹木葬による永代供養を選択することで、子どもがいる方の場合は、お墓を引き継がせることで子どもに負担をかけるのではないかという不安が解消されます。また、子どもやお墓の後継者がいない方にとっては、永代供養を選択することで、将来的なお墓の管理の心配をする必要がなくなります。

ただし施設によっては、樹木葬自体は行っていても永代供養ができないこともあるので、事前に確認しましょう。

4-2 お墓に比べてコストがかからない

樹木葬は従来のお墓(一般的な区画墓地や納骨堂など)に比べ、比較的手頃な価格帯で提供されることが多いですが、具体的な費用は墓地のエリアやプランによって異なるため、事前に確認することが大切です。

従来のお墓の場合、墓石を建立する場合の費用相場は、100万~300万円ともいわれています。一方で、1人または2人で入る場合の樹木葬の費用相場は、およそ10万~80万円が相場といわれています。これには維持・管理費の他に使用料やプレート代・彫刻料、苗木代、納骨費用、専用骨壺代などが含まれるのが一般的です。ただし樹木葬でも、埋葬する人数が増えれば費用も高額になる点には注意してください。

 

また選択する霊園や寺院によっては、あらかじめ決まった期間だけ個別に供養する際に維持費が発生することもあります。

4-3 宗教を問わず埋葬できる

樹木葬は、無宗教や仏教以外の宗派の方でも行える埋葬方法です。基本的には、宗旨や宗教を問わず埋葬できます。宗教ならではのしきたりや考え方にこだわらなくてもよい環境を希望する方には、おすすめです。

 

ただし、樹木葬を提供する霊園や寺院の中には、霊園や寺院側の宗派に従って供養することになったり、特定の宗教・宗派へ入檀したりする必要も出てきます。場所を選定する際は、宗教を問わず埋葬してもらえるのか確認しておくとよいでしょう。

4-4 土に還りたいという故人の思いを実現できる

樹木葬は、土に還りたいという故人の思いを形にできる埋葬方法です。樹木葬では、遺骨を骨壺や骨袋に入れた状態で埋葬し、周囲に木や植物が植えられることが一般的です。樹木葬には他に、遺骨を直接土に埋葬するタイプもあります。この方法では骨壺を使用せず、遺骨をそのまま、または粉骨した状態で土に埋めます。自然の力によって遺骨が土に還ることを期待できるため、自然を愛する方や自然回帰を望む方には適した供養方法です。

ただし、すべての樹木葬が直接埋葬の形式を採用しているわけではないため、注意が必要です。

 

また樹木葬の埋葬方法には、個人区画がある個別型と個人区画なしの集合型、他人の遺骨とまとめて埋葬する合祀型の計3種類があります。

5 樹木葬のデメリット

樹木葬は家族に負担をかけることなく、永代供養ができる埋葬方法です。多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。樹木葬を選択したことを後悔しないためにも、内容を把握しておきましょう。

5-1 永代供養ができる

原則として、樹木葬は永代供養墓の種類の一つなので、一代限りのお墓として施設管理者に管理および維持を一任できます。お墓の後継者がいない方にも選ばれやすい供養方法です。

 

樹木葬による永代供養を選択することで、子どもがいる方の場合は、お墓を引き継がせることで子どもに負担をかけるのではないかという不安が解消されます。また、子どもやお墓の後継者がいない方にとっては、永代供養を選択することで、将来的なお墓の管理の心配をする必要がなくなります。

ただし施設によっては、樹木葬自体は行っていても永代供養ができないこともあるので、事前に確認しましょう。

5-2 お墓に比べてコストがかからない

樹木葬は従来のお墓(一般的な区画墓地や納骨堂など)に比べ、比較的手頃な価格帯で提供されることが多いですが、具体的な費用は墓地のエリアやプランによって異なるため、事前に確認することが大切です。

従来のお墓の場合、墓石を建立する場合の費用相場は、100万~300万円ともいわれています。一方で、1人または2人で入る場合の樹木葬の費用相場は、およそ10万~80万円が相場といわれています。これには維持・管理費の他に使用料やプレート代・彫刻料、苗木代、納骨費用、専用骨壺代などが含まれるのが一般的です。ただし樹木葬でも、埋葬する人数が増えれば費用も高額になる点には注意してください。

 

また選択する霊園や寺院によっては、あらかじめ決まった期間だけ個別に供養する際に維持費が発生することもあります。

5-3 宗教を問わず埋葬できる

樹木葬は、無宗教や仏教以外の宗派の方でも行える埋葬方法です。基本的には、宗旨や宗教を問わず埋葬できます。宗教ならではのしきたりや考え方にこだわらなくてもよい環境を希望する方には、おすすめです。

 

ただし、樹木葬を提供する霊園や寺院の中には、霊園や寺院側の宗派に従って供養することになったり、特定の宗教・宗派へ入檀したりする必要も出てきます。場所を選定する際は、宗教を問わず埋葬してもらえるのか確認しておくとよいでしょう。

5-4 土に還りたいという故人の思いを実現できる

樹木葬は、土に還りたいという故人の思いを形にできる埋葬方法です。樹木葬では、遺骨を骨壺や骨袋に入れた状態で埋葬し、周囲に木や植物が植えられることが一般的です。樹木葬には他に、遺骨を直接土に埋葬するタイプもあります。この方法では骨壺を使用せず、遺骨をそのまま、または粉骨した状態で土に埋めます。自然の力によって遺骨が土に還ることを期待できるため、自然を愛する方や自然回帰を望む方には適した供養方法です。

ただし、すべての樹木葬が直接埋葬の形式を採用しているわけではないため、注意が必要です。

 

また樹木葬の埋葬方法には、個人区画がある個別型と個人区画なしの集合型、他人の遺骨とまとめて埋葬する合祀型の計3種類があります。

6 樹木葬のデメリット

樹木葬は家族に負担をかけることなく、永代供養ができる埋葬方法です。多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。樹木葬を選択したことを後悔しないためにも、内容を把握しておきましょう。

6-1 交通に不便な場所が多い

樹木葬が可能な霊園や寺院の中には交通が不便な場所の施設もあり、頻繁にお参りに行くのは難しい場合があります。特に、広大な土地に埋葬される里山型の場合は自然豊かな環境ですが、そのため移動手段がないと訪れるのは容易でないことがあるようです。

 

埋葬後も頻繁に墓地にお参りへ行きたい人や、移動手段の確保が難しい人は、交通の便が良い場所にある都市型の霊園や寺院を探した方がよいでしょう。一部の墓地では、墓地全体が樹木葬ではない場合でも、敷地内の一角に樹木葬が行えるエリアを設けていることもあります。

6-2 家族代々のお墓としての継承は難しい

樹木葬の多くは、個人墓として維持・管理することを想定してスペースを確保しています。そのため自分の子どもや孫へお墓を継承したい方にとっては、樹木葬は不向きです。

 

樹木葬を選択するかどうか決める際は、家族代々でお墓を継承するのは難しいことを理解していないと、後々トラブルにつながる可能性があります。

樹木葬は埋葬できるのは1人のみであることが多く、そのために相続に関する争いが生じることがあります。通常の墓地は財産の一部として扱われ、相続の際に継承される対象として扱われますが、樹木葬の場合、特定の「お墓」という物理的な財産がないため、相続上の取り扱いが曖昧になることがあります。これにより、財産分割の際に混乱やトラブルが生じることがあります。

6-3 遺骨の取り出しや移動が難しい場合がある

樹木葬を行った後に遺骨の取り出しや移動の可能性がある場合は、事前に霊園や寺院に供養方法を確認しておくとよいでしょう。骨壺ごと埋葬できる施設を選択すれば、樹木葬後でも必要なときに遺骨を取り出せます。

 

骨壺から遺骨を取り出して、直接土に埋葬する方法をとる樹木葬や、一定期間後に他の人と遺骨が混ざる集合型や合祀型などの埋葬方法を希望してしまうと、土の中で遺骨が分解されてしまい、取り出しや移動が難しくなるので注意しましょう。

6-4 お墓参りの実感が得にくい場合がある

樹木葬を行う霊園によっては一般的なお墓参りの流れや作法ができない代わりに、少し離れた場所でお参りできる環境を整えていることもあります。伝統的な墓石や納骨堂などでのお参りに慣れている方には、お参りの実感が得にくい場合があります。

 

また樹木葬には個人型の他に、集合型や合祀型もあります。これらの場合、他の人の遺骨と混ざった状態で埋葬るため、霊園や寺院に足を運んでも故人に対してお参りしている実感が湧きにくくなるというデメリットも存在します。

6-5 粉骨をしなければならない場合がある

樹木葬を行う場合、霊園によっては粉骨を条件にしているケースもあるので注意しましょう。粉骨とは、遺骨を細かく粉状にすることを指します。粉骨は専用の器具や業者によって行われることが多く、粉骨には心理的な抵抗がある方も多いので、希望しない場合は霊園に確認しましょう。特に、都会型の霊園では埋葬できるスペースに限りがあるので、粉骨が前提のケースも珍しくありません。粉骨を希望しない場合は、粉骨を行わずに埋葬できる樹木葬を提供している霊園を探すことをお勧めします。

 

反対に、故人の自然に還りたいという希望を尊重したい場合は、粉骨することを条件としている霊園に問い合わせてみましょう。粉骨することで、土壌と早く馴染み、自然の力で分解されることが期待できます。

7 樹木葬を選ぶ際の注意点

樹木葬のメリット・デメリットを理解した上で、樹木葬のメリット・デメリットを理解した上で、実際に樹木葬を行う際に知っておくと役立つ注意点を紹介します。

7-1 年間管理費が必要になる場合もある

樹木葬では、年間管理費が必要な場合があります。これは、樹木や植栽の維持管理、施設の管理運営費用に充てられます。ただし、霊園や寺院によって異なるため、具体的な金額や支払い条件については事前に確認することが重要です。中には、一括で管理費用を支払うプランを提供しているところもあります。また、墓地使用料の中に管理費が含まれていることもあります。

7-2 自身の手で近隣の山などへ埋葬すると法律違反になる

樹木葬は、自治体が許可した場所でのみ行える埋葬方法です。許可されていない自宅の庭や近隣の山などに遺骨を埋葬する行為は、法律違反になるので注意しましょう。

 

また仮に自治体から許可を得た場所であったとしても、近隣とのトラブルに発展しないように細心の注意を払うことが求められます。

7-3 年月とともに景観が変化することも

樹木葬は、自然の中で故人を供養する方法ですが、経年によって景観が変化することがあります。これは、樹木の成長や周囲の環境の変化によるものです。また、霊園の管理が不十分な場合、雑草や低木が生い茂り、景観が荒れる可能性もあります。そのため、樹木葬を選択する際は、定期的な手入れや管理が重要です。これにより、美しい供養の場を保つことができます。霊園側とトラブルにならないためにも、墓標の樹木の手入れは霊園側がするのか、それとも遺族側がするのか事前に確認しておくことをおすすめします。

8 樹木葬を行う流れを3ステップで解説

樹木葬での埋葬を行うことを決めたら、霊園の選定から申し込み~実施までの流れを把握しておきましょう。

8-1 樹木葬を行う場所の情報収集・現地見学

樹木葬の認知度は高まっているものの、新しい埋葬・納骨・供養の形ということもあって行える霊園は限られています。まずは、インターネットを中心に情報収集を行い、気になった霊園があれば資料請求しましょう。

 

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候補に挙がった霊園には、現地を訪れることをおすすめします。資料だけではわからない雰囲気や交通の便を確認できます。その際に、樹木葬にかかる費用や埋葬できる人数、供養方法などについても問い合わせておくと良いでしょう。契約後のトラブルを避けるために、できれば家族と一緒に行くと安心です。見学する際は、事前に霊園に連絡して予約をするとスムーズになります。

8-2 樹木葬の契約・埋葬の準備

樹木葬の契約までの流れは下記のとおりです。

  1. 1.契約内容の確認:樹木葬の契約を検討する際、利用規約や費用の詳細をしっかりと確認します。特に、墓地使用料や管理費用、その他の条件について理解しておくことが大切です。
  2. 2.契約手続き:契約内容に納得したら、必要な書類にサインし、樹木葬の契約を結びます。この際、支払い方法やスケジュールについても確認しておきましょう
  3. 3.墓地使用料と管理費の支払い:支払い完了後は、墓地使用許可証が発行されます。この書類は再発行ができませんので、受け取ったら大切に保管しましょう。

なお、手続きや費用の面で家族や後見人に負担をかけたくない方は、生前に必要な手続きを自分で済ませておくと安心です。

 

人が亡くなった場合、法律に基づき、亡くなった日から7日以内に各自治体へ死亡届を提出します。死亡届けを提出すると、火葬許可証が発行されます。火葬後には埋葬許可証が発行され、樹木葬を行う際にはこの埋葬許可証が必要ですので、大切に保管してください。埋葬許可証は、霊園の墓地管理者に提出します。

火葬が終わったら、契約している霊園に連絡して納骨式および埋葬の日程を決めます。

 

樹木葬で埋葬を行う際に、遺骨を粉骨にする必要がある霊園では、使用規定に粉骨に関しての注意事項が使用規定に明記されていることが多いので確認しましょう。通常は、霊園の提携業者があり、そこに粉骨を依頼します。粉骨の作業費用は、プランに含まれていることがほとんどです。

 

※参考:法務省「法務省:死亡届」https://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-4.html ,(参照 2024-08-26)

8-3 埋葬の実施

樹木葬の多くは、決められた場所を掘り起こして遺骨を埋葬します。掘り起こした土を埋め、花などを供えたら、住職が読経して供養するのが一般的です。

当日は、遺骨、遺影、霊園に提出する必要書類(死亡届けのコピー・埋葬許可証など)、宗教者へのお礼(お布施)を忘れずに持参しましょう。

9 まとめ:樹木葬は埋葬方法や契約内容を確認した上で、家族や菩提寺と相談して進めましょう

樹木葬は遺骨を自治体から埋葬許可を受けた霊園や寺院などの土地に埋葬し、墓石の代わりに樹木や花を墓標として故人を供養する方法です。新しい葬儀スタイルの中でも利用意向度が高く、今後も増加する可能性があります。自然志向で、シンプルな供養を望む方や、後継者に負担をかけたくない方におすすめです。

 

樹木葬の埋葬方法にも様々な形があり、霊園や寺院によっては永代供養に対応していなかったり、年間管理費が一般的な墓地と同様に発生したりします。樹木葬の契約条件なども霊園によって大きく異なりますので、事前によく確認することが重要です。また、少人数の遺骨しか埋葬できない、遺骨の取り出しや移動は難しいといったデメリットもありますので、注意が必要です。

 

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