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香典は郵送してもよいの?送る際のポイントや必要な物、マナーを解説

作成日:2026.02.27
最終更新日:
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秋葉 祐子のイメージ
監修者
秋葉 祐子
/(株)くらしの友 儀典本部

2004年くらしの友入社、厚⽣労働省認定の技能審査制度「葬祭ディレクター」1級取得。
故人様とご遺族に寄り添い、大規模な社葬から家族葬まで、これまで1,000件以上の葬儀に携わる。

体調不良や遠方に住んでいるなどの事情で、通夜や葬儀に参列できない方もいるでしょう。そのような場合、「せめて気持ちだけでも届けたい」と考える方は少なくありません。

そんな時に役立つのが、香典を送るという方法です。

香典を郵送すること自体はマナー違反ではありませんが、送る際にはいくつかの注意点があります。

 

本記事では、香典を郵送してもよい場合の考え方、郵送の方法やマナー、準備すべきものなどを分かりやすく解説します。ぜひ参考になさってください。

この記事で分かること

  • 香典を郵送してもよいケースと控えるべき場合
  • 郵送の際に気をつけたいポイントやマナー
  • 郵送に必要な物と準備の方法
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目次

  1. 1 香典は郵送してもよい?
  2. 2 香典を郵送する際のポイント
  3. 3 香典の郵送に必要な物とマナー
  4. 4 まとめ

1 香典は郵送してもよい?

香典を郵送する可否の説明画像

通夜や葬儀に参列できない事情がある場合、香典を郵送しても問題はありません。香典は「故人を悼み、遺族の負担を少しでも和らげたい」という気持ちを伝えるものです。参列が難しくても、その思いを丁寧に伝える方法として、郵送という形が認められています。

 

郵送で香典を送るときは、現金書留を利用し、不祝儀袋に包んだ香典を封入するのが基本です。普通郵便や宅配便では現金を送ることはできないため、必ず郵便局の窓口で手続きを行いましょう。こうした手順を守ることで、弔意を正式な形で届けることができます。

 

ただし、葬儀が家族葬として行われる場合や、「香典の辞退」が案内されている場合は、郵送は控えるのが望ましいでしょう。相手の意向を尊重することが重要です。

 

香典を郵送する際は、送るタイミングにも注意が必要です。通夜・葬儀の日程に間に合う場合はその前に、間に合わない場合は葬儀後に自宅へできるだけ早めに送りましょう。

 

このように、香典の郵送は「参列できない場合の代わりに心を届ける方法」としてマナー上問題はありません。大切なのは、故人や遺族を思う気持ちを形にすることです。ご自身の事情や相手の状況に合わせて、無理のない方法を選びましょう。

2 香典を郵送する際のポイント

香典を郵送する際に気を付けるポイントの説明画像

香典を郵送する際には、いくつかの基本的なルールやマナーがあります。ここからは、現金書留の利用方法や送り先の確認など、実際に郵送する際の手順を解説します。

2-1 現金書留で送る

香典を郵送する場合は、必ず現金書留を利用する必要があります。現金を普通郵便や宅配便で送ることはできず、郵便法第17条および第84条によって禁止されています。違反した場合、30万円以下の罰金が科される可能性があります。そのため、現金を扱う香典は現金書留で送るのが正しい方法です。

 

現金書留は、郵便局の窓口で手続きを行います。専用の封筒は郵便局で購入できます。

ただし、窓口で販売している現金書留封筒の大きさを超える郵便物の場合は、現金書留封筒を使用しなくても、現金書留とすることができます。詳しくはお近くの郵便局にお尋ねください。

なお、現金書留の封筒に直接お金を入れるのではなく、不祝儀袋に包んでから封入するのがマナーです。

 

このように、現金書留を利用することで、香典を安全に、そして正式な形で届けることができます。

2-1-1 郵送にかかる費用

現金書留の郵送には、封筒代や送料、加算料金がかかります。2025年11月時点の費用は以下の通りです(※)。

項目
内容
現金書留封筒代
21円
基本料金
重量により変動(定形外郵便物の場合、50g以内140円など)
加算料金
1万円まで480円、以降5,000円ごとに11円加算、上限50万円

例えば、1万円の香典を50g以内の定形外郵便物として送る場合の合計は、おおよそ641円になります。金額や封筒の重さによって変動するため、実際に発送する際は郵便局の窓口で正確な金額を確認してください。料金は今後改定される可能性もあるため、最新の情報を確かめてから手続きするのが安心です。

※参考:日本郵便.「手紙(定形郵便物・定形外郵便物)の基本料金」

https://www.post.japanpost.jp/send/fee/kokunai/one_two.html ,(参照2025-11-11)

 

※参考:日本郵便.「書留」

https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/kakitome/index.html ,(参照2025-11-11)

2-2 送り先を確認する

香典の送り先は、葬儀の時期や状況によって異なります。

通夜や葬儀に間に合う場合は、斎場宛てに送るのが一般的です。葬儀後に送る場合は、喪主の自宅宛てに手配します。宛先が違うと、香典が受け取られなかったり、斎場に届かないまま返送されてしまったりすることがあります。確実に届けるためにも、事前に送り先を確認しておきましょう。

 

送り先は状況や遺族の意向を考えて選びましょう。

2-2-1 葬儀式場へ送る場合のマナー

葬儀式場宛に香典を送る場合は、宛名や配達日を正確に指定することが重要です。宛名には「〇〇斎場 気付 〇〇様(喪主名)」と明記し、「ご遺族宛」などの表記は避けましょう。現金書留は日付指定ができるため、通夜や葬儀の当日に届くように配達日を設定します。

 

配達が遅れないよう、余裕をもって発送するのが安心です。

 

ただし、地域や葬儀社によっては斎場での受け取りを制限している場合もあります。送る前に葬儀社やご家族に確認し、迷惑にならないよう配慮することが大切です。

2-2-2 自宅へ送る場合のマナー

葬儀後に香典を送る場合は、喪主の自宅宛てに送るのが一般的です。発送の目安は、葬儀から遅くとも1ヶ月以内、できれば四十九日までに届くようにします。

また、弔電やお悔やみの手紙を同封すると、より丁寧な印象を与えられます。

無理に形式にとらわれ過ぎる必要はありません。相手の気持ちを思いやることが大切です。

3 香典の郵送に必要な物とマナー

香典の郵送に必要な物とマナーの説明画像

香典を郵送する際には、いくつか準備すべきものと守るべきマナーがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

3-1 現金書留専用の封筒

香典を郵送する際は、必ず現金書留専用の封筒を使用します。

封筒は郵便局の窓口で購入できます。

現金書留専用の封筒はサイズが2種類あり、香典袋を入れる場合は大型サイズ(定形外:142×215mm)を選ぶのが安心です。通常サイズ(定形郵便:119×197mm)は香典袋が入らないことがあるため注意しましょう。

3-2 香典袋

郵送する場合も、手渡しと同じように香典袋を用意します。金額や宗派に合わせた香典袋を選ぶことが基本です。一般的には、1万円以下の場合は印刷された水引、1万〜3万円の場合は黒白の実物水引、5万円以上の場合は双銀の水引を使います。

表書きは宗派によって異なります。宗派が分からない場合は「御霊前」が無難です。浄土真宗では「御仏前」を用い、どのタイミングでも同じ表記にします。どの宗教にも共通して使える「御香料」も広く用いられています。

氏名や表書きは薄墨の筆ペンまたは毛筆で書くのがマナーです。薄墨には「悲しみで墨をすれなかった」「涙で文字が滲んだ」といった意味が込められています。中袋には金額を大字(旧字体)で書き、裏面に住所と氏名を記入します。連名にする場合は、関係性や人数に応じて名前の並びを調整しましょう。

3-3 現金

香典に包むお札は、新札を避けるのが基本です。新札は「不幸を予期して準備していた」と受け取られることがあります。新札しかない場合は、念のため軽く折り目を付けてから包むとよいでしょう。

使うお札は、きれいすぎず汚れすぎていないものを選びます。お札の向きは、人物の肖像が下向き、裏面が上になるように入れます。これは「悲しみでうつむいている」という意味を込めるためとされています。

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3-4 【例文あり】添え状

香典を郵送する際には、必ずお悔やみの手紙(添え状)を同封します。これは単に香典を送るだけではなく、弔意を丁寧に伝えるための大切なマナーです。

添え状に書く内容は、主に次の4点です。

  • ・故人へのお悔やみの言葉
  • ・通夜・葬儀に参列できなかったお詫び
  • ・香典を同封した旨(「心ばかりですが」などの謙譲表現を添える)
  • ・ご家族への思いやりの言葉

便箋は白無地の縦書きを用い、一重の封筒に入れます。二重封筒は「不幸が重なる」ことを連想させるため避けましょう。句読点や拝啓・敬具などの頭語・結語は使いません。薄墨の筆や筆ペンで書くのが望ましいですが、黒インクのペンや万年筆でも問題ありません。

喪主と面識がない場合は、文中に故人との関係性を一言添えると親切です。以下にケース別の簡単な例文を示します。

3-5 【葬儀に参列できない場合】

〇〇様のご逝去の報に接し 謹んでお悔やみ申し上げます

明るく穏やかなお人柄であっただけに ご家族の皆さまの悲しみはいかばかりかとお察し申し上げます

本来であればすぐにも駆けつけたいところですが 遠方にてかないませんこと誠に申し訳ございません

心ばかりのものですが同封いたしますので ご霊前にお供えいただけますと幸いです

ご家族の皆さまのご平安を心よりお祈り申し上げます

3-6 【葬儀後に香典を送る場合】

〇〇様の訃報を受け 驚きと悲しみを深くしております

〇〇様が亡くなられたことも存じ上げず ご弔問にもお伺いせず 申し訳ありませんでした

遅ればせながら〇〇様のご冥福をお祈り申し上げます

心ばかりのものではございますが 同封いたしましたので ご霊前にお供えいただけますと幸いです

お力落としのことと存じますが、どうぞご自愛ください

3-7 【簡潔にまとめる場合】

〇〇様のご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます

諸般の事情によりお伺いできず 申し訳ございません

心ばかりのものを同封いたしましたので ご霊前にお供えいただければと存じます

4 まとめ

香典は、通夜や葬儀に参列できない場合でも、現金書留を利用すれば郵送できます。その際は送り先を確認し、受け取りに支障が出ないよう配慮しましょう。

また、現金書留専用の封筒に入れる際は、現金を香典袋に包んでから封筒に入れるようにします。現金の入れ方や添え状の書き方などにも気を配ることが大切です。

株式会社くらしの友では、ご希望に合わせたさまざまな葬儀プランをご用意し、経験豊富なスタッフが一つひとつ丁寧にサポートいたします。葬儀のお見積もりや資料請求、事前相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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