葬儀費⽤の相場
葬儀はふたつとして同じものがないため、相場をお伝えするのは難しいですが、
参考までに葬儀を⾏った⽅へのアンケート結果をご紹介します。
葬儀の平均費用
葬儀費⽤は、葬儀の形式や規模、地域によって⼤きく異なります。
ここでは、⼀般的な相場や費⽤の内訳をわかりやすくご紹介します。
出典:株式会社くらしの友「2020年版現代葬儀⽩書」2021年1⽉より
葬儀費用の内訳
⼀般的な葬儀費⽤の内訳は、葬儀社への⽀払い(儀式費⽤)、料理や返礼品など(飲⾷接待費⽤)、
お寺などへのお布施(宗教者への費⽤)に分かれます。
各項⽬ごとの平均額を解説します。
-
A
葬儀業者へ支払った費用
-
B
会葬者への接待費(飲食、香典返し、お手伝いへのお礼など)
-
C
宗教者(お寺、神社、教会等)への謝礼(お布施、祭祀料、御礼等)
葬儀の費⽤総額の平均額は、2015年調査時の212万円から186万円と減少しました。
1993年以降、葬儀費⽤総額は減少傾向にあります。
葬儀の規模別の相場⽐較
葬儀の総費⽤と参列者⼈数の関係を⾒ると、参列者⼈数が多いほど費⽤が⾼くなる傾向にあります。
会葬者人数
葬儀の形式別の
相場⽐較
葬儀には「直葬」「家族葬」「⼀般葬」など、いくつかの形式があり、規模や内容によって費⽤も異なります。
各形式の特徴と費⽤相場をわかりやすく⽐較します。
直葬の相場
相場:30万〜50万円前後
直葬とは、通夜・告別式といった儀式を省略し、遺体を安置後、
⽕葬場でお別れをして⽕葬する最もシンプルな葬儀形式です。
この形式では、式場使⽤料・会⾷・返礼品・⼤規模な祭壇などがないため、
葬儀にかかる費⽤を抑えやすいという特徴があります。
ただし、⽕葬場利⽤料や遺体搬送・安置・棺・⾻壺といった基本的な費⽤は必ずかかります。
家族葬(1⽇葬・2⽇葬)の相場
相場:80〜150万円前後
家族葬とは、故⼈とご遺族に親しかったごく限られた⽅のみを招いて⾏う、⽐較的規模を抑えた葬儀形式です。
参列者を制限することで式場規模・⾷事・返礼品・スタッフ対応などを最⼩限にできます。
ただし、式場使⽤料・搬送・安置・祭壇・⽕葬などの基本費⽤は必ずかかります。
また、オプション(装飾、演出、お花など)を追加すれば費⽤は上がります。
⼀般葬(1⽇葬・2⽇葬)の相場
相場:120〜200万円前後
⼀般葬とは、故⼈が⽣前に関わりをもっていた親族・友⼈・近隣・会社関係など
幅広い会葬者を迎えて執り⾏う、従来型のお葬式形式です。
式場代・⼈件費・装飾・飲⾷接待・返礼品などが膨らみやすく、葬儀費⽤全体も⾼額になりがちです。
ただし、参列者からいただく⾹典によって⼀部の費⽤が補われる場合もあり、
実際の⾃⼰負担額は少なくなることがあります。
葬儀費⽤の相場は
あくまで⽬安
⼀つとして同じ葬儀はありませんので、葬儀費⽤の相場はあくまで⽬安としてとらえましょう。
どんなお⾒送りにしたいかによって、必要な準備や費⽤は変わります。
だからこそ、相場を参考にしながら、希望に合った内容で事前にお⾒積りを取っておくことをおすすめします。
そうすることで、万が⼀のときにも落ち着いて対応できます。
葬儀費用を抑えるには
くらしの友では、お客様のご希望に合わせて選べる2つの割引システムをご用意しています。
会員
システム
1
くら友メンバーズ
葬儀割引特典付きの手軽に登録できる、積立不要のメンバーシップ。 時間がない方も、3分で入会完了・即日利用可能です。
会員
システム
2
くらしの友の互助会
掛金を積み立てることで、葬儀費用を大幅に割引。
長期的に備えたい方向けの会員制度です。
