どうして遺言は必要なのですか?
「遺言」という言葉に、自分とは縁遠いと思う人も多いかもしれません。資産の多少にかかわらず、相続は多くの人が直面する大きな問題です。
最近は相続をスムーズに行うために、自分の気持ちを具体的に反映した遺言を作成する人が増えています。
遺言がない場合は「法定相続」による遺産の分配を行います。この場合、相続人全員が参加する遺産分割協議で具体的な配分方法が決められます。「子供がいないので財産をすべて配偶者に与えたい、籍を入れていない内縁の妻(夫)に財産を残したい、息子の妻に世話になったから財産を残したい、母校に寄付したい…」などの法定相続と異なる配分をしたい場合は遺言が必要となります。
遺言は作るだけでなく形式に不備がないことと、遺言者に代わって円滑に遺言の内容を実行してくれる遺言執行者を指定することも重要です。
信託銀行の「遺言信託」では遺言作成から保管、執行までご相談に応じています。