東京都　H・E様　24歳

かい君は、出会った時はもう成犬でしたね。
言葉は伝わっているのかわからないけど、
どうしても伝えたいです。
我が家に来て前よりも幸せだと思ってくれる瞬間があれば嬉しいな。
毎日１時間の散歩のなかで、
若い男性を見かけると立ち止まり、じっと眺めている姿を何度も目にしました。
もとの飼い主さんに似ているのかな、と胸が痛くなる瞬間があります。
その時から、一度傷ついた心がなおりますように、と思いながら
毎日一緒にいます。
動物も人間と同じように傷つき、悲しむことがあるのだと
かい君に教えてもらいました。
これからは、楽しいこと、幸せな瞬間がずっと続くことを
伝える番だと感じています。
これからも、よろしくね、かい君。

大阪府　U・S様　22歳

小学校3年生からずっと一緒にいたから、私の生活は抜け殻みたいな、なにか足りなおのになってしまってて、毎日悲しくて悲しくてどうしようもなかった。もう、2年の月日が流れて、最近ようやく前を向けるようになってきた気がする。ずっと思っていたことを言葉してみることにする。ドライブにふたりで行きたかったよ。いつもドライブで窓を開けて気持ちよさそうに顔を出してたね。私が免許を取るのが遅くてできなかったね、ごめんね。私の運転で乗って欲しかったなあ。もっとふたりで散歩に行けばよかった。学校、クラブ、アルバイト、友達と遊んでばかりに夢中になってしまってたね、ごめんね。私は当たり前だと思ってしまった。当たり前なことなんてひとつもなかったのにね。私はもっと大好きだと伝えればよかった。ずっと一緒にいると思い込んでしまってできなかった。私はもっと一緒にいたかった。歳をとっておじいちゃんになって、病気になってしまってできなかったね、辛かったね。私は寿命を分けてあげたかった。調べても、検索しても、神様にお願いしてもそんなことはできなかった。私はまた会いたい。夢でもいいから会いたい。やっぱり夢で会うと起きたらいないのが悲しくなっちゃうから前言撤回するね。天国で会おうね。天国でドライブしよう。その時のために、車の運転を練習しておくね。天国は暑いか寒いか分からないけど、暑がりだから車の窓は全開にしてあげる。約束するよ。出会ってくれてありがとう。うちの家族の一員になってくれてありがとう。たくさんの幸せをくれてありがとう、大好きだよ。

東京都　S・M様　31歳

あなたが行ってしまってから、はや3年半。月日が過ぎるのは早いね。毎日あなたの写真に「おはよう」「おやすみ」と声をかけているけど、本当はそばにいるんでしょ？
あなたは姉が連れて帰ってきた子で、最初はツンとしてたけど、徐々に徐々に心を開いてくれたね。とっても可愛くて愛嬌があって、あなたを連れて散歩していると、みーんなが振り向くの。そしてね決まってこういうの。「あら、可愛いわんちゃんね！笑ってるわ！」ベロを出してヘッヘッと、まるで笑ってるみたいに目を細めながら嬉しそうに歩くあなた。みんながあなたのファンになったね。

当時、私は社会人になりたてで、仕事や新しい環境に慣れなくて、ただただ毎日が辛くて、泣いてばかりいたね。そんな時、いつもあなたはどこからともなく、やってきて私がポロポロと流す涙を、静かに、とても優しくなめてくれたね。そして、泣き止むまでそばでじっと座ってくれていたね。いつも慰めてもらうのは、なんだか悪いなっておもって、声を潜めて泣いていたときも、どうしてかな、絶対に駆けつけてくれたよね。
だからこそね、私はね、そんな優しいあなたをみとれなかったこと、あなたが一番辛い時にそばにいてあげられなかったこと、心から後悔してるんだ。それなのにね、あなたは最近夢の中に来てくれたよね。「ねえねえ、今幸せ？」って聞いてくれたよね。あなたとさよならしてから、私ね転職して結婚して妊娠したの。だからね「うん、幸せだよ」って答えたら、あなたいつもの何倍もの笑顔で「そっかぁ。それならよかった」って私の周りを、まるで夏に咲く満開のひまわりみたいにキラキラしながら駆け回ってくれたね。
現実のような夢で、リアルすぎて、目が覚めてからもずっと泣いちゃった。ずっとずっと心配かけてたんだね。ごめんね。
私は今とても幸せだよ。だからね、安心して天国に行ってもいいんだよ。なくなってからも心配をかけていたなんて、、、いつも見守っててくれるんだね。私ね、あなたが私にしてくれたみたいに、我が子を大切に大切に可愛がるからね。そして、あなたがしてくれたように我が子が泣いてたら優しく慰めて、見守ってあげようと思ってるよ。あなたの人生に関わらせてくれてありがとう。大好きだよ。