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葬儀をくらしの友で実際に行った方のエピソード「棺を彩る折り紙のお花」をご紹介いたします。

棺を彩る折り紙のお花 葬儀エピソード

くらしの友で実際に葬儀を行った方のエピソードと、その担当スタッフのメッセージをご紹介いたします。

お花の先生の葬儀で

お花の先生をされていた70代の女性の葬儀でした。
事故でお亡くなりになられたため、弔問の皆様に故人様の顔を見せてさしあげることができないまま、最後のお別れをしなければなりませんでした。
通夜は滞りなく終わったのですが、ご親族が故人の顔を見てお別れできないことをとても悲しんでおり、また明日の告別式にはお弟子さんもたくさん来られるとのことで、何とかお棺にお花を入れるお別れができないものかと思いました。

折り紙でお花を作ってはどうだろう…

なんとか私にできることはないかと考え、ふと「折り紙でお花を作ったらどうだろう」と思いつきました。「棺にお花を入れるお別れはできないけれども、代わりに折り紙のお花を棺に貼ってもらえたら、ご親族や会葬者の悲しみを少しでもやわらげることができるのではないか」と考え、さっそく折り紙を買いに走りました。
時間も遅かったので、近くのコンビニを走り回り、あるだけ買うと家に持って帰りました。家で家内と子供4人に事情を説明すると、皆、手伝うと言ってくれ、折り紙のお花を2百枚くらい作りました。時計を見ると12時を過ぎていました。家族に「ありがとう」というと「お父さん、良かったね」といってくれました。

棺が色とりどりのお花でいっぱいに

翌日、折り紙のお花を持っていき、葬儀の前にご喪家の了解を得て、折り紙のお花でお別れをしていただくことになりました。
ご親族や会葬者の方々の手で、一枚一枚折り紙が貼られ、棺が色とりどりにお花でいっぱいに覆われました。
皆さんが口々に「きれいね」と話しているのが聴こえてまいりました。 その後、無事にご出棺を終えました。

担当者よりメッセージ(担当:水間 辰男)

お花を愛しておられた故人様のお棺に、お花がないままお送りしなければならないご喪家の悲しみは、はかり知れないものであったと思います。たとえ折り紙であってもたくさんのお花に囲まれてお送りすることができました。
少しでもご遺族の悲しみが和らぎ、あたたかい葬儀になるよう、これからもお手伝いさせていただきます。