媒酌人の依頼
見合いの場合、仲人の方にご媒酌人もお願いするのがふつうですが、式当日だけの媒酌をお願いする場合には、挙式の期日がだいたい決まったところで、当人たちと両家の代表が出向いて依頼します。 媒酌人は、挙式の立会人、披露宴では二人の結婚が無事にととのったことの報告など、重要な役割を担います。挙式の日取りは、当人たちや両家だけでなく、媒酌人の都合も伺わなければ決められないので、媒酌人の内諾は早めに得ておく必要があります。
媒酌人との打ち合わせ
媒酌人(頼まれ仲人)には、まず二人のことについてよく知っていただかなければなりません。結婚に至るまでのいきさつはもちろん、現在の仕事や性格、趣味などをよく知ってもらうようにします。媒酌人あいさつの資料として、二人の履歴書、身上書もできるだけ詳しく記入したものを持参します。また、結婚式の日取りや会場については必ず媒酌人と相談し、その後も準備の進行状況などを報告します。迷っていることがあれば、遠慮せずに相談しましょう。依頼したきりで報告を怠ることは失礼にあたります。
挙式日の決定
式の日取りは、媒酌人の都合のよい日を確かめたうえで、両家がよく話し合って決める必要があります。たとえば、どちらかの家でも両親が吉日にこだわれば、日取りの選択範囲もかなり狭まってしまいます。まして大安に式を挙げたいとなれば、1年以上も前に予約が必要となる式場が多いからです。さらに、式場の予約だけでなく新生活の準備など、整えなければならないことはたくさんあります。ですから、挙式日はどんなに遅くても6カ月前には決定しておきたいものです。
結納のときの注意
結納は、現在では仲人夫妻が両家を往復して取り交わすのが一般的になっています。その際、どんなに親しくても結納式が終了するまでは、世間話や個人的な話はいっさい慎みます。口上を述べるときは「帰る、戻る」などの忌みことばや「重ね重ね、再々」などの重ねことばを使わないように注意しましょう。また結納の席では、日本茶ではなく「花開く」を意味する桜湯か「よろこぶ」を意味する昆布茶を出すのがしきたりです。菓子も小さめの紅白饅頭や松竹梅などの干菓子を用います。
結納の日の装い
儀式的な意味合いの強い結納式には、ある程度あらたまった雰囲気が必要なので、準礼装か略式礼装がちょうどよいでしょう。男性の場合は、本人でも父親でも、ブラックスーツに白いワイシャツ、シルバーグレーのネクタイ、黒靴に黒い靴下が基本です。紺やグレー系のダークスーツに、白ワイシャツ、明るい色のフォーマルな感じのネクタイでもかまいません。女性は、本人の場合、和装ならば訪問着か付下げ、洋装ならドレッシーな感じのワンピースかツーピースを。母親の場合は、和装なら一つ紋の訪問着や色無地の紋付、洋装ならあらたまった感じのワンピースやツーピースがふさわしいでしょう。いずれにしても事前に出席者同士が話し合って、バランスのとれた装いを心がけることが大切です。
結納に必要な書類
結納品を贈るときは、必ず結納品の内容を記した目録をつけます。 結納を受け取った側は受書を渡します。目録も受書も毛筆で書きますが、現在ではほとんど市販品が使われています。 また、結納のしきたりのひとつに、家族書と親族書の交換があります。家族書には、同居している家族すべてを書きます。親族書には、結婚して別々に住んでいる兄弟夫婦、祖父母、おじ、おばなど三親等までの親族で、年齢、住所、職業などを添えて書きますが、どこまで詳しく書くかは打ち合わせておいたほうがよいでしょう。
婚約指輪の選び方
婚約指輪は、正式にはダイヤモンドの入ったものを贈ることになっています。が、それにはこだわらず、誕生石を婚約指輪に選ぶ人も多くいらっしゃいます。誕生石を身につけていると幸運がもたらされる、という言い伝えがあるからかもしれません。 婚約指輪の平均的な予算は、月収の2~3倍といわれます。しかし、結婚費用全体のバランスも考え、無理をせずに求めることが大切です。 そして何よりも、本人の好みに合うものがベストの選択といえるでしょう。
婚約期間は長すぎず短すぎず
婚約期間は、結婚の準備のための期間でもあります。 あまり短すぎては準備が追いつかなくなりますし、長すぎても緊張感が希薄になります。恋愛で結婚する場合は、交際をすでに重ねているため婚約期間は短くても差し支えはないでしょうが、それでも結婚の準備に2~4ヵ月くらいは必要です。見合い結婚の場合の平均は4~6ヵ月くらいといわれています。遅くても1年以内には結婚生活をスタートできるようなプランを立てるのが望ましいでしょう。




